チャット。
日本では、
使わないようにしていた、
チャット。
理由は明白。
うざい。
そんなわたしだが、
こちらにきてから、
Gmail、
Skype、
MSN、
と、
いつのまにやら、
徐々に使うIMソフトが増えてきた。
新しく知り合い、
連絡先を交換するときに、
なにげなしに、
MSNは使う?
Gmailのチャットは使う?
電話派?
ショートメッセージ嫌いな人?
といった会話があり、
自然なコンタクト方法を軽く探られる。
うざいとかいっていてはいけない。
台湾が、
モロッコが、
エルサルバドルが、
近くなるチャンスである。
ちょっと無理して、
使い始めた。
慣れてくると、
締め切り前の情報交換や、
深夜のちょっとした連絡に、
なかなか便利。
深夜にオンラインに行くと、
誰かがいて、
そこがパブリックスペースだということを、
感じる。
最初は違和感があったが、
今はだいぶなじんできた。
考えてみればあたりまえなのだが、
IMを立ち上げておくのは、
図書館やカフェにいるのと、
一緒だ。
学生のチャットのマナーに、
不信感をもっていたが、
みなマナーが好く、
不必要に長引くことは、
まずない。
人との距離は、
オンラインもオフラインも、
変わらない。
最近、
オンラインで、
地図を見ると、
不思議な気分になる。